用語 | ||
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説明と定義 | ||
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関連規格、指針、文献等 | 条項番号等 | 最終更新日 |
内圧防爆構造 |
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容器の内部に空気、窒素、炭酸ガス等の保護ガスを送入し、又は封入することにより、当該容器の内部にガス又は蒸気が侵入しないようにした構造をいう(構造規格)。
爆発性雰囲気中で使用する電気機器の防爆構造の一つの構造で、内圧容器(内部の保護ガスの圧力が外部雰囲気より高い圧力で保持されている容器)の内部に保護ガス(空気または不活性ガス)を封入し、または封入することにより内部の圧力を外部圧力より高くし、内圧容器の内部に爆発性ガス雰囲気が侵入しないようにした容器からなる。
工場電気防爆指針による防爆構造には下記がある。
- 耐圧防爆構造(IEC60079-1)
- 内圧防爆構造(IEC60079-2)
- 安全増防爆構造(IEC60079-7)
- 油入防爆構造(IEC60079-6)
- 本質安全防爆構造(IEC60079-11)
- 樹脂充填防爆構造(IEC60079-18)
- 非点火防爆構造(IEC60079-15) |
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工場電気防爆指針2008 IEC 60079-6 電気機械器具防爆構造規格 |
第3章 | 2024.01.21 |
内因性精神障害 |
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精神障害の病因は内因・外因・心因の3つに分類されてきました。これらの分類は1994年以前に用いられていたもので、現在は公式には用いられません。遺伝や脳の働き方(素因)といったもともとの個人の病気のなりやすさ(脆弱性)を内因といい、これを病因とする精神障害を内因性精神障害といいます。診断名でいうと、統合失調症、統合失調感情障害、双極性障害(躁うつ病)などが含まれます。外因は脳に直接影響を与える物質や外傷、全身疾患などを、心因は社会生活上の出来事を指します。 |
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こころの耳(厚労省サイト) メンタルヘルス |
2024.01.21 |
内線規程 |
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interior wiring code |
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需要場所における電気工作物の設計、施工、維持、管理についての民間規格。需要場所の構外を外線、構内を内線というのが名称の由来という。また規程は官が定めるのが規定という風習から規程という文字を採用している。電気設備技術基準の省令とその解釈を更に具体化したもので、需要家に設備を新設するときの規格であり、実質的に内線規程を守らなければ電力会社が電力を供給しない運用になっている。なお、一般家庭には適用されないが内線規程に準拠することを電気を安全に使用するために強く推奨される。 |
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JEAC-8001 | 2024.01.21 |
内部雷保護システム |
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Internal lighting protection system |
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被保護物内において雷の電磁的影響を低減させるため、外部雷保護システムに追加するすべての処置で、等電位ボンディング及び安全離隔距離の確保を含む。 |
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JIS A 4201 | 1.2.7 | 2024.01.21 |
鉛中毒 |
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lead poisoning |
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鉛中毒予防規則 参照 |
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2024.01.21 |
鉛中毒予防規則 |
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Ordinance on Prevention for Lead Poisoning |
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鉛は、鋼や錫とならんで、古くから用いられ、すでに紀元前3000年頃には、エジプトで青色陶器の釉薬(うわぐすり)として、また紀元前1500年頃には、スペインで帆船の錘(おもり)として用いられた記録があります。
わが国においても、鉛は古くから採掘され、利用されてきましたが、鉛害については、明治期になって、鉛白(塩基性炭酸鉛)が混ぜられたおしろい白粉を使用した役者や、これを摂取した乳児の中毒症状が問題となり注目されました。
産業界での鉛の使用量が増加するにしたがって、その精錬、溶融、鋳造、加工、利用等の段階で発生するヒュームや粉じんを吸入し、あるいは、嚥下(えんげ)して、腹部の病痛、便秘、鉛蒼白、神経麻痺などや、中毒による死亡者が発生するなどして、大正5年に工場法で業務上疾病として予防措置を講ずべきことが規定され、大正14年にILO条約で具体的に定められました。
現在、このような鉛中毒を防止するため、労働安全衛生法では、以下の「鉛中毒予防規則」(以下「鉛則」という)が設けられています。また有鉛ガソリンに使用される四アルキル鉛の中毒防止については「四アルキル鉛中毒予防規則」があります。 |
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2024.01.21 |
難治性うつ病 |
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うつ病のタイプや重症度を意味するものではなく、様々な治療(薬物療養、精神療法など)を一定期間以上行っても改善しない状態を意味するものです。必ず専門家に相談する必要がありますが、抗うつ剤と違う「甲状腺ホルモン薬」や「ドーパミン作動薬」などを用いたり、薬物以外として、通電療法(電気けいれん療法)、磁気刺激療法(経頭蓋磁気刺激法)、光療法、断眠療法などがあります。 |
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こころの耳(厚労省サイト) メンタルヘルス |
2024.01.21 |
二重絶縁電気機器 |
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double-insulated electric machine |
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感電に対する保護を基礎絶縁だけに依存しないで,二重絶縁又は強化絶縁のような追加安全措置を講じている機器。
クラスII 機器(class II appliance)が相当する。 |
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2024.01.21 |
二次予防 |
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すでに健康異常が出現している段階で、早期発見、早期治療を行うことで、疾病や障害の重症化を予防することです。たとえば発生した疾病や障害を検診などにより早期に発見し、早期に治療や早期に保健指導などの対策を行うことにより疾病が重症化することを予防します。具体的には、健康診断による有所見者への事後措置、面接指導により必要とされた者に対する事後措置、これらにより疾病が見出された者への早期治療などがあります。 |
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こころの耳(厚労省サイト) メンタルヘルス |
2024.01.21 |
日本労働安全衛生コンサルタント会 |
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Japan Association Safety and Health Consultants |
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労働者を使用し事業を展開する者(事業者)と事業場に雇用される者(労働者)の労働安全衛生のバイブルである労働安全衛生法の定めにより設立された社団法人で、法律により『日本労働安全衛生コンサルタント会』の名称が使える唯一の団体である。 コンサルタント会には47都道府県に支部が置かれており、横浜市中区の『労働プラザ7階』に神奈川支部が置かれ、支部会員の研鑚及び県下の事業場の安全衛生水準の向上のお手伝いをしている。連絡先:
(社)日本労働安全衛生コンサルタント会
〒108-0014 東京都港区芝4-4-5 三田労働基準協会ビル5階
TEL 03-3453-7935
FAX 03-3453-9647 |
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2024.01.21 |
荷役 |
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cargo handling |
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”にやく”、または”にえき”ともいう。語源としては船荷のあげおろしをすることであるが、陸上貨物の取扱まで含めることが多い。荷役作業 参照。 |
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2024.01.21 |
荷役作業 |
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cargo handling |
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荷役(にえきともいう)とは船荷を上げ下ろしすることが語源であるが、陸上で貨物を輸送機器への積み込みや荷下ろし、または倉庫やヤード等への入庫・出庫を総称した作業のことを荷役作業といいます。 |
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2024.01.21 |
ニューアプローチ |
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new approach |
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欧州の機械安全に関する法規制及び社会制度に関する基本的な枠組みである政策のこと。1985年。これ以前の政策を、安全に関する各国の法律や規則を整合化しようとするオールドアプローチ政策という。 |
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2024.01.21 |
任意入院 |
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精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第22条の3に規定されている入院形態である。精神障害者本人の同意のうえで入院するもので、原則的には開放的な環境での処遇とする。措置入院は行政機関の求めにより医師が判断して入院をさせるものをいう。 |
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メンタルヘルス | 2024.01.21 |
人間側インタロック |
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人間/機械安全作業システムにおいて人間側の作業出力(HW)は、人間側の安全確保条件(S)が満たされて、かつ、人間側作業命令(HD)があるとき生成されるべきとしてHW=HD・Sで表され、この条件での人間側作業実行の構成を人間側インタロックという。ここに、「S=1:安全、S=0:安全でない、HD=1:命令あり、HD=0:命令なし」である。 |
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ISO12100-2 ISO14119 ISO14120 IEC61496-1 |
2024.01.21 |
人間/機械安全作業システム |
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人間と機械の可動部が作業場を共有するとき、作業者は例えば単に上司の命令だけで作業を開始するのでなく、また、機械は単にオペレータの指令だけで動くのでなく、人間と機械可動部が互いに安全性の確認結果を所有して、その結果として人間と機械が協調して(異なる時刻に)作業を行うことのできる作業システム。安全に関する国際規格上での人間/機械作業システムはこの原理に基づく。 |
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ISO12100 | 2024.01.21 |
人間工学 |
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ergonomics、human factors |
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にんげんこうがくとは、人間と機械(あるいはシステム)との相互関係(インタラクションとよぶ)を科学的に分析し、人間の種々の特性を考慮した製品設計、作業設計、環境設計などを行っていくための学問体系。
(社)日本人間工学会 http://www.ergonomics.jp/outline.html
人間工学: 人の行動や生物学的特徴についてわかっていることや理論化されていることのうち、製品およびシステムの仕様、設計、評価、操作、修理において、安全や、効果的かつ十分な利用を促進するために応用できる要素を網羅した、科学技術の一分野。 |
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国際人間工学連合(IEA) ISO/IEC Guide 71:2001 |
3.1 | 2024.01.21 |
人間工学 |
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humanfactors, ergonomics |
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我が国で人間工学と呼んでいる分野を、米国では複数形でヒューマンファクターズ、欧州ではエルゴノミクスと呼んでいるが、これは古典的な人間工学に加えて、認知工学、インターフェイス工学、組織論、社会学、安全学などの分野とも関連するより広い分野の複合領域であるととらえられているためである。
人間工学は上記の複合領域であるものとする。 |
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日本原子力学会誌Vol.44,No.9(2002)) | 2024.01.21 |
人間工学 |
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humanfactors, ergonomics |
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人間に関する学問的知見を現実の世界に応用するという考え方。ヒューマンファクターエンジニアリングということもある。
人間に関する基礎科学で得られた知見を、人間と機械等で構成される産業システムに応用して、生産性、安全性および人間の健康と福祉を向上させるための応用的科学技術。 |
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2024.01.21 |
人間工学原則 |
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Ergonomic principle |
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機械の設計(ハードウェアとソフトウェア)に際して、使用時だけでなく、取付け、調整、保守、清掃、修理、移動、運搬、廃棄などライフサイクルにおいて、作業者の身体的・心理的特性、即ち感覚・知覚の能力、形態学的条件、運動能力や筋力、使用特性、使用環境が人間の能力に及ぼす影響やその限界に配慮して機械の使用に関係する感覚・知覚や身体的・機械的視点から最適化をするための諸原則である。
人間工学原則の無視による危険源には下記がある。
人の行動特性及び能力に対する機械の不適合によって次の危険源を引き起す場合がある。
- 不自然な姿勢,過剰又は繰り返しの負担による生理的影響(例えば,筋・骨格障害)
- 機械の“意図する使用”の制限内で運転,監視又は保全する場合に生じる精神的過大若しくは過小負
担,又はストレスによる心理・生理的な影響 |
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ISO12100-1 | 4.9 | 2024.01.21 |
人間行動形成要因 |
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PSF |
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PSF 参照 |
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2024.01.21 |
認証 |
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certification |
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規則通りに表示された製品やプロセス、または規則通り孝示されたサービスが決められた規格または決められた他の規準文書と一致しているという相応の信頼性を示す措置。 |
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出典AN | 2024.01.21 |
認証機関 |
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Notified body |
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第3者認証を行うことが出来る機関。各国政府は、Decision 93/465/EECに規定された要求事項を満たす機関を指定する(notify)。各国政府はこれらの機関を定期的に審査する認定組織(accreditation organizations)を設ける 。 |
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2024.01.21 |
認知 |
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cognition |
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認知とは人間の頭の働きのこと。人間がどのように物事を理解し覚え、その記憶した情報をどのように記憶から引き出し、使用していくかという人間の一連の心の動きのこと。すなわち外界から人間が取り込む様々な刺激を取捨選択して取り入れ、分類し変換して記憶し、それらを判断する一連の過程で、単に人間が情報を取り込むだけではなく、使用するまでが含まれる。
認知心理学参照 |
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2024.01.21 |
認知科学 |
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cognitive science |
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心理学、人工知能、言語学、脳神経科学、哲学、社会学などの人の知的活動、知能システムとコンピュータなどの情報処理科学などの学際領域。
学会 日本認知科学会 http://www.jcss.gr.jp/information.html |
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2024.01.21 |
認知工学 |
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cognitive engineering |
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認知工学は人間の一連の頭のうごき(知覚、記憶、判断、動作など)を研究する認知心理学の知見をものづくり、特にインタフェースなど、に工学的応用をはかろうとする分野のこと。 |
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2024.01.21 |
認知症(痴呆症) |
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痴呆と2004年まで呼ばれていた。脳器質性疾患によって慢性的に生じた認知機能障害によって日常生活や社会生活が障害されることを指す。
65歳以上の老人の約4~5%に認知症症状がみられるとされていますが、最近では若年性アルツハイマー型認知症等の存在にも注意が払われるようになりました。
認知症の分類としては、アルツハイマー型認知症として、初老期(65歳以前)に発症するアルツハイマー病(初老期認知症)と,老年期(65歳以後)に発症するアルツハイマー型老年認知症があります。また、虚血性脳血管障害によって起こる認知症として、脳卒中後認知症,多発梗塞性認知症等を合わせて血管性認知症と呼びます。アルツハイマー型痴呆が女性に多いのに比べて血管性痴呆は男性に多いとされています。アルツハイマー型認知症では認知機能障害が認知と行動に全般的に認められるのに対し、血管性認知症では、認知機能障害は、まだらであり、動揺性で階段に増悪することが特徴的です。現在では、アルツハイマー型認知症の薬物治療としてドネペジルなどが投与され、一定の効果が期待されますが、介護施設や介護に従事する人的資源などか不足していることが問題となっています。 |
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こころの耳(厚労省サイト) メンタルヘルス |
2024.01.21 |
認知心理学 |
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cognitive psychology |
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ナイサー(Neisser,U)が1967年に提唱した学問の体系のこと。認知心理学では人間が情報を処理する観点がコンピュータに似ている(コンピュータが人間の情報処理の流れを参考にしながら発達した)ので、コンピュータ科学をモデルとして使うことが多い。そのためコンピュータ用語がしばしば参照される。現在では、心理学、言語学、人類学、神経科学、哲学、コンピュータ科学、人口知能などと結びついてひろく発展している。
認知参照。 |
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2024.01.21 |
認定基準 |
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主な業務上疾病については、労働基準監督署長が公正・迅速に認定することができるように厚生労働省から通達として基準が示されており、これを認定基準といいます。認定基準には、仕事にある有害な要因にどの程度さらされたらどのような疾病にかかるのかなどが医学的見解に沿って示されています。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 労災補償 |
2024.01.21 |
ネガティビティ バイアス |
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negativity Bias |
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否定的な情報は肯定的な情報より価値があるとおもう人間の傾向のこと。反対語はポジティブバイアス(前向きな先入観)。人は否定的(ネガティブ)な側面により強く反応する傾向がある。 |
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2024.01.21 |
熱中症 |
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heat injury |
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ねっちゅうしょう、「熱に中る(あたる)」。身体の中と外の”あつさ”によって引き起こされる様々な身体の不調。
高温、多湿の環境下で、体内の水分および塩分のバランスがくずれたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称で、病状などにより次のように分類される。
I度 ・めまい・失神・・・「たちくらみ」のこと。「熱失神」と呼ぶこともある。
・筋肉痛・筋肉の硬直・・・筋肉の「こむら返り(足がつる)」のこと。「熱けいれん」と呼ぶこともある。
・大量の発汗
II度 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・・・・・体がぐったりする、力が入らない、など。従来「熱疲労」と言われていた状態。
III度 意識障害・痙攣(けいれん)・手足の運動障害・・・・・呼びかけや刺激への反応がおかしい、ガクガクと引きつけがある、まっすぐに歩けないなど。
・高体温・・・・・体に触れると熱いと言う感触がある。従来「熱射病」などと言われていたものが相当する。
厚生労働省 職場のあんぜんサイト
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo_index04.html |
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2024.01.21 |
ネット自殺 |
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まったく見知らぬ人たちがインターネットで連絡を取り合い、同じ場所で一緒に自殺するという現象が2003年春頃から起きました。多くは20~30歳代の複数の男女で、自動車の車内で七輪で練炭を炊き、一酸化炭素中毒で自殺するという方法まで同じでした。この新奇な自殺が社会的な関心を呼び、マスメディアが大々的に報じたために、同様の自殺が連鎖するという結果になってしまいました。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 自殺 |
2024.01.21 |
年少者 |
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minor; youth |
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労働安全衛生法、労働基準法では18歳に満たないものをいう。
年少者労働基準規則において、取り扱う重量物の制限、就業が制限される業務の種類が規定されている。 |
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年少者労働基準規則 | 2024.01.21 |
年次有給休暇 |
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労働基準法第39条により、雇入れの日から起算して6か月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10日の有給休暇を与え、その後1年ごとに1~2日追加し、最大年間20日の有給休暇を与えなければならないこととされています。有給休暇は原則として自由利用が認められます。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 過労死等 |
2024.01.21 |
年千人率 |
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annual accidents rate per 1000 workers |
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労働災害の発生状況を評価すための統計的指標(度数率、強度率、年千人率)の一つ。災害の発生の程度を事業所の労働者数に依存せずに知ることが出来る。
年千人率とは、1年間の労働者1,000人当たりに発生した死傷者数の割合を示すものです。
統計的指標、度数率、強度率、年千人率 参照 |
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2024.01.21 |
脳血管疾患 |
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脳の血管がつまったり、破れたりして起こる病気であり、脳血管障害とも言われます。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血に代表されますが、一過性脳虚血発作、もやもや病、慢性硬膜下血腫なども含まれます。また、脳血管疾患のうち急激に発症したものは、脳血管発作もしくは脳卒中と呼ばれます。脳血管疾患は、「がん」、「心疾患」に次いで現在の日本人の死亡原因の第3位です。回復後も手や足の麻痺、言語障害などの後遺症を残すことが多く、予防のためには、高血圧、肥満、高脂血症、糖尿病などの危険因子の治療とともに禁煙、精神的ストレスの緩和、運動などの生活習慣の改善が有効です。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 過労死等 |
2024.01.21 |
脳梗塞 |
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脳に酸素や栄養を運ぶ血管が詰まり、脳神経組織が酸素や栄養の不足のため壊死または壊死に近い状態になる病気です。多くは脳血管の動脈硬化により起こりますが、心房細動など心臓由来の血栓により引き起こされる心原性脳梗塞もあります。症状としては、意識障害、言語障害、手足の麻痺などがあり、急性期の治療とともに後遺症に対するリハビリテーションが重要です。また、微小な脳血管閉塞により起こる無症候性脳梗塞や徐々に進行して脳血管性認知症になる形も増えています。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 過労死等 |
2024.01.21 |
脳出血 |
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頭の中の出血には、脳の中の出血(脳内出血)と脳の周囲の出血がありますが、医学的には狭義に脳内出血を脳出血とすることが多く、くも膜下出血や硬膜下血腫などと区別しています。高血圧と動脈硬化による高血圧性脳内出血が多くみられましたが、近年は脳梗塞により脆くなった血管が破れることによる出血性脳梗塞も多くなってきました。その他に、脳動脈瘤、もやもや病、脳動静脈奇形、脳アミロイド血管障害、脳腫瘍、抗凝固療法など出血性疾患による脳内出血があります。症状は出血部位により異なりますが、意識障害を伴う重篤な例も多くみられ、手術適応のある場合は限られます。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 過労死等 |
2024.01.21 |
脳神経外科 |
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大脳、小脳、延髄などの脳神経障害を外科的に扱う診療科です。おもに頭部外傷、それに脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、脳腫瘍などの治療をします。 |
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こころの耳(厚労省サイト) メンタルヘルス |
2024.01.21 |
脳・心臓疾患 |
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脳・心臓疾患のなかで、動脈硬化、動脈瘤などの血管病変がその発症の基礎となるものは、主に加齢、食生活、生活環境などの日常生活による諸要因や遺伝的素因などにより徐々に進行して、あるとき突然に発症するものです。しかし、仕事上のストレスや過労が原因となって、著しく増悪し発症した場合は労災補償の対象となることもあり、厚生労働省により「脳・心臓疾患の認定基準」がまとめられています。対象疾患としては、脳内出血・くも膜下出血・脳梗塞・高血圧性脳症などの脳血管疾患と心筋梗塞、狭心症、心臓突然死を含む心停止、解離性大動脈瘤などの虚血性心疾患等が挙げられています。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 過労死等 |
2024.01.21 |
能動的光電保護装置(AOPD) |
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active opt- electronic protective device |
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AOPD、指定された検出区域に存在する不透明な物体によつて、装置内で生成された光放出の遮断を検出するための光-電子発光器と受光器をもち,これによる検知機能をもつ装置。
“能動的”とは検知のためにエネルギー放射を伴うことを意味する。
注:簡単に言えば「安全設計された光電センサ」のこと。 |
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ISO12100-1 IEC61496-1,2,3 |
3.28.6 | 2024.01.21 |
能力向上教育 |
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education for the development of ability |
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厚生労働省 職場のあんぜんサイト
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo_index04.html |
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2024.01.21 |
ノー残業デー |
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事業所や職場などで特定の曜日や日を定め、特別のことがなければその日は残業をさせないようにする制度をいいます。ノー残業デーは、就業規則で定める必要はなく、随時実施することができます。 |
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こころの耳(厚労省サイト) 過労死等 |
2024.01.21 |
ノーマルオープン接点 |
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電気機械回路図の接点記号は、全ての供給源(電気、空気、油圧)をオフした状態をノーマルな状態として電気接点のON/OFF状態を扱う。このため、電気が供給されていないときに閉じていない(OFFしている)接点をノーマルクオープン(NO)接点と呼ぶ。参照 a接点、b接点
注:この呼び方は安全工学が求める、情報を受けたとき接点がON状態となり安全情報抽出の原理を満たす状態の接点構成(ノーマルクローズシステム)を満たしているか判断できない欠点がある。鉄道信号分野では、正しく安全情報を受けていないとき開く接点をノーマルオープン接点と呼ぶので、安全情報抽出の原理を満たす接点構成の呼び方となっている。) |
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ISO13849-2 IEC60204-1 |
18.7 | 2024.01.21 |
ノーマルクローズ接点 |
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電気機械制御の分野では、通常、電源の供給されていないときをノーマルな状態として電気接点のON/OFF状態を扱う。このため、通常電源が供給されていないときに閉じている(ONしている)接点をノーマルクローズ(NC)接点と呼ぶ。この呼び方では安全情報を受けたとき接点がOFF状態なって安全情報抽出の原理を満たさない状態の接点構成をノーマルクローズとすることになる(ノーマルクローズシステムを満たさない)。ただし、鉄道信号分野では、正しく安全情報を受けたとき閉じる接点をノーマルクローズ接点と呼ぶので、安全情報抽出の原理を満たす接点構成の呼び方となる。 |
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ISO13849-2 | 2024.01.21 |