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性能規定
performance code, performance approach
性能規定とは、要求する性能(機能)とその性能の確認方法を明らかにする形式により基準類を記述するもの。性能規定の対語は仕様規定である。建築基準法は、性能規定の方向に進んでいる。(平成10年改正、平成12年6月完全施行) 。経済産業省もこの方向に進んでいる。 http://www.mlit.go.jp/tec/cost/cost/koudou/syousai/p15.htm 性能規定と仕様規定を簡単に対比すると次の様になる。 1.特徴   (性能)要求する性能を中心に記述する。   (仕様)材料、形状、寸法などを具体的に記述する。 2.利点   (性能)社会的に分かり易い。        手段選択の自由度が大きい。        代替性がある。すなわち多様な技術が使用出来る。   (仕様)具体的である。       専門家には分かり易い。       適合性審査がやりやすい。 3.課題   (性能)性能評価が煩雑である。        高度な技術が必要である。        技術者の責任が増大する。   (仕様)目的が不明確になるがち。        代替性が無い。        技術進歩への対応が常に遅れる(不備)。 建築に関する性能規定の参考サイト http://www.ejcm.or.jp/new_ronbun/jcmh/H/H1210seinou.htm
2024.01.21