技術者の倫理 入門 第6版
令和6年2月25日に丸善出版より
第六版 大学講義
技術者の倫理 入門
が発行されました。
著者は、杉本泰治、福田隆文と森山哲です。
初版は2001年に出版で、数年おきに改版をおこなってきています。技術者の倫理の定本といえる書籍です。森山の師匠である杉本泰治氏による定本です。故高城重厚も執筆者に列されています。
内容は:
日常の生活や業務において倫理的な問題が発生したとき、通常は、記憶の中からの予測が無意識のうちに働く。 技術者が倫理的問題に対処するときに必要なことを簡単な「イメージ」に収め、それが無意識に動くようにできれば、望ましい行動に結びつく。
本書では、技術者倫理を「科学技術」「法」「倫理」の三つの視点からとらえ、技術者の実務のあり方を、多様な事例を取り上げながら、社会的条件の西洋と日本の違いや、組織と個人の関係における日本の実情をふまえて解説する。
技術者の資格、法と倫理の関係、説明責任、内部告発、自然環境と持続可能な開発、技術者の財産的基礎、国際関係など、著者らの実務経験に照らした解説により、実践的な知識が身につく。